スバル期間工の工場と仕事内容はどんな感じ？配属先は地獄のトリム課

健康診断が終わって最後のホテル暮らしを満喫した俺。いよいよ運命の職場が決定する。部屋の荷物をまとめておいて、スバル本社へ向かった。

教室に入ると初日にサイズ合わせした作業服と名札が準備してあり、着席。

そして、名札に記入されている運命の職場は…地獄と呼ばれる「トリム課」だった。

スバル期間工の工場

スバル期間工が配属される工場は３つあり、1万人の従業員がいる。本工場の住所が群馬県太田市スバル町1-1って町の名前がスバルとかもう独立国家だ。 

ざっくり説明すると本工場は車の組立、矢島工場は車のフレーム、大泉工場はエンジンやトランスミッションなど部品生産となる。

本工場	〒373-8555 群馬県太田市スバル町1-1
矢島工場	〒373-0822 群馬県太田市庄屋町1-1
大泉工場	〒370-0531 群馬県大泉町いずみ1-1-1

工場の中は想像の100倍広くて大きい。ディズニーランドに来たのかってレベルで広くて余裕で迷子になるし、バス降りる場所間違えたら100%遅刻すると思う。コンビニレベルの売店もあるし、食堂もバカ広い。

スバル期間工の仕事内容

仕事の難易度的に大泉工場が一番楽で女の比率も多くカップルが多いイメージ。

大きく分けるとこんな感じの仕事内容だが、各部署に細かい係があって、それぞれ仕事内容も大きく変わってくる。

例えばボデー溶接だと、ドア、サイド、フロント、リアだけでも係は違うし、その中でさらに細かく班分けされる。フォークリフト使う人もいれば、電動カーで部品を届けたり、ラインで部品を組み立てたり色々ある。

何が言いたいかと言うと、楽な仕事もあればきつい仕事もあるってことだ。

その中でも1番きつい職場が本工場のトリム（車体組立）である。俺は見事当選したのだ。

地獄のトリム課に。

ああああ！！！本当は大泉工場で若い女の子と仲良く仕事したかったよおおおおおおおおおお！！！！

30人くらいいて俺と隣のキン肉マンだけトリム課とか配分がおかしいだろ！！

地獄の作業訓練と工場見学

キン肉マンと一緒に2日間の作業訓練が始まった。

とにかく標準作業というのが絶対ルールで、説明書の通りに仕事すれば問題なし。最後に筆記試験と実技試験があるが、この試験は能力を図るためのもので仕事をクビにするとかそういうものではない。

俺はそのことを知っていたので手を抜きまくった結果、試験はキン肉マンが圧倒的な差で1位となり、俺が2位になった。

トリムと言えども、その中に細かい係があり、大きく分けるとメイン、供給、検査がある。工場見学した時に、各ライン細かく見てきたがメインは若くて体力のある人、供給はおじさん、検査は俺でもできそうってイメージで、供給と検査はトリムの中では楽な方。

メイン工程の作業スピードはアスリート並みで地獄というのにふさわしい場所だったが、見事試験1位のキン肉マンが配属された。俺はニヤっと勝ち誇った瞬間..

俺も同じ地獄工程に配属された。