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トヨタ期間工の仕事内容がやばい!勤務時間と一日の仕事の流れや感想

トヨタ期間工になって職場に配属されてから1か月が経過した。一通り仕事を教えてもらって、寮と工場の往復の生活に突入したので、スバル期間工との違いや比較をしていこうと思う。

トヨタ期間工の仕事内容や勤務時間など1日の流れを解説していくので、これから期間工になろうと思ってる人は参考にしてみてくれ。

スバルの時は1番きつい部署に配属されてすぐに「やばい」と感じたが、トヨタの時は違う意味で「やばい」と思ったことがある。それも紹介していこう。


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トヨタ期間工の仕事内容

トヨタだけじゃなく、ほとんどのメーカーで自動車生産の仕事は、エンジン・シャシー系、ボデー系、部品系といった3つの主要なセクションに分かれていて、それぞれが異なる作業内容と役割を持っている。

そして、全ての部品を組み立てて、完成車を最終検査するって感じだ。

前回も話した通り、トヨタは10以上の工場で分担している。各工場でエンジン・シャシー系の工場、ボデー系の工場、部品の工場みたいに、工場に配属された瞬間に大まかな仕事内容がわかるわけだ。

もちろん俺はボデー系の仕事じゃないので、それだけで当り工場だったわけだな。ちなみに、アイシンやデンソーは部品しか作ってないから女性にも人気なんだ。

トヨタの前に働いてたスバルでは3工場でこのセクションを回してた。生産数や従業員数でも違うが、1人当たりの作業負担やラインの速さ(タクトスピード)も自動車メーカーごとに違いがでるのはこの為だ。

生産数が多いのに従業員数が少ないのは間違いなく仕事はきついと感じるだろう。

今回は工場ではなく、その先の仕事内容について触れていくぞ。

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エンジン・シャシー系の仕事内容

エンジン・シャシー系では、エンジンやトランスミッション、シャシー(車体の骨組み)などの重要な駆動系パーツを製造・組み立てる仕事だ。

主な工場
  • 本社工場
  • 上郷工場
  • 衣浦工場
  • 明知工場

鋳造・鍛造

エンジンのブロックやアルミホイールなどの部品は、溶けた金属を型に流し込む鋳造工程で作る。また、シャフトや歯車などは鍛造で、熱した金属を高圧で成形して強度を持たせる。

3交替でシャフトや歯車などの部品を焼いたりする工程だが、鋳造・鍛造の中にスポットクーラーがあるとは言え、暑いし部品も重いので組立とは別の仕事のきつさがある。とは言っても動き回るような仕事じゃないので楽な方だ。

機械加工・組付け

鋳造や鍛造された部品は、機械加工で精密に仕上げられ、エンジンなどの組付けが行われる。機械加工は細かい寸法が重要で、精度が要求される作業だ。エンジン組付けはパーツの一つ一つを組み合わせ、動作確認を行う。

部品1つ1つ傷がないかチェックしたり、研磨したり組付ける工程がある。ちなみに、鋳造・鍛造で出来上がった部品を機械加工・組付けに運ぶのは物流課の仕事だ。

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ボデー系

ボデー系は、車の外装部分、つまり車体の骨格を作り上げるセクションだ。プレス、溶接、塗装といった工程が含まれる。フォークリフトや電動カーを使って部品を各ラインに届ける仕事もあるぞ。

主な工場
  • 元町工場
  • 高岡工場
  • 堤工場
  • 田原工場

プレス

車の骨格、フレームなどは、プレス機で鋼板を成形して作られる。巨大なプレス機が使われ、正確な寸法で加工されるため、圧力や材料の調整が必要だ。

期間工の中ではプレス工程は当り

ボデー

プレスで作られたパネルが溶接され、ボデーを構築する工程だ。ここでは自動溶接ロボットの手伝いをするのが仕事で、パーツをセットしてボタンを押したり、パーツを機械で取り付けていく。

組立ほどじゃないが、重装備だし何度もやると手も足も痛くなる。ハズレ工程で間違いない

塗装

溶接で完成したボデーは塗装工程に進む。塗装は多層で行われ、塗装ロボットがメインで作業するが、仕上げやタッチアップは人の手で行われることがある。

車体の合わせ目にシーラー塗るのと、塗装検査で大きく分かれるんだが、組立やボデーとは一味違う仕事内容だ。経験した人で楽という人もいれば、きついという人もいる。細かい作業も多いので女性も多く配置されてるぞ。

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ボデー部品系

ボデー部品系では、エンジンやボデー以外のさまざまなパーツ、例えばバンパーや内装部品などを作る。多くの部品は樹脂成形で作られ、組立の最終段階で取り付けられる。

エンジンとかの部品とは違うから注意

主な工場
  • 元町工場
  • 高岡工場
  • 堤工場
  • 田原工場

成形工程

樹脂原料を射出成形機で加工して、思い通りの形にする。これによって、バンパーやグリル、内装パーツなどが生産される。成形には熱と圧力が必要で、操作が重要になる。

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組立系

組立は、トヨタ期間工の仕事の中で、車の最終的な仕上げを行う重要な工程だ。ここでは、塗装済みのボデーにあらゆる部品が取り付けられ、完成車になるまでの最終工程が進められる。主に車の外装や内装のパーツを取り付ける作業を行い、すべてが正確に取り付けられるようにする。

期間工の中で1番のハズレ工程だ。

スバルでは地獄のトリムで働いてたから、トヨタでもトリムなら速攻辞めて他の自動車メーカーで配属ガチャ回す気だったが助かった。

だけど、工程によっては楽な仕事も多いから配属されるまではきついかわからない

もちろん楽なとこは女も多いから、優先されてる気がする。

主な工場
  • 元町工場
  • 高岡工場
  • 堤工場
  • 田原工場

部品組み立て

ドアを外して中に入れるようにしたら電気配線やエンジン、トランスミッションなどの部分を組み立てていく前半ライン。

後半ラインはバンパーやタイヤ、シート、ガラスなどの外装パーツが装着される。これらは外観の基盤となるパーツで、すべてが正確に、時間内に取り付けられなければならない。最後にドアを取り付けて完成だ。

1台3000点ものパーツを1キロのラインで総動員、総掛かりで組み立てていく。地面がゆっくり動いてるので、ラインを止めないように、休憩時間まで黙々と作業を続けていく仕事だ

ラインが止まったら休めるが、自分が止めてしまったら頭の中に「やばい」しか思い浮かばない。ま、問題があったら「止める呼ぶ待つ」を徹底してすぐ上司を呼ぶのが正解だ。

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最終検査

通称ファイナルと呼ばれる最終検査だ。車が完成するための最後の重要なプロセス。トヨタの中で1番きつい部署と呼ばれてるが期間工が配属されることはほぼない

ここで、車全体の機能や外観を最終確認し、不具合がないかどうかを全てチェックする。期間工達が組み立てた車を全て細かくチェックするってやばいだろ。何かあればリコールにもなるし、事故れば責任問題だ。やべぇ部署だぞここは。

実際にエンジンを始動し、機能が正確に動作するか、各システムの動作確認も行われる。すべてのパーツが正確に取り付けられ、問題がないかチェックして問題なければ完成だ。

こうして1日あたり1万台以上が作られてるんだ。やばすぎる

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トヨタ期間工の勤務時間

トヨタでは配属された部署によって多少違うが、基本的には以下のような1日を過ごすことになる。

鋳造・鍛造以外はほとんど連続2交替勤務で、1週間毎に日勤と夜勤の交替だ。

トヨタ期間工の勤務時間

連続2交替制勤務/6:25~15:05、16:00~翌0:40

連続3交替制勤務/6:25~15:05、13:55~22:35、22:10~翌6:50

勤務時間は実働7時間35分

午前も午後もぶっ続けで仕事するんじゃなくて、細かくトイレ休憩とか栄養補給、水分補給できるから安心してくれ。まぁ、仕事中でも飲み物飲んでいいけどな。さすがに仕事中にお菓子食ってる人は見ないな。

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俺のとあるトヨタ期間工の1日(連続2交替制勤務/6:25~15:05)

朝4時、寮の部屋で目覚める。

最初に24時間使えるシャワーか大浴場でリフレッシュ。さっぱりしたら食堂で朝ご飯を食べ、部屋に戻って歯を磨く。その後、バスの時間まで二度寝。

午前の仕事(6:30~10:40)

6時には工場に到着。詰所で携帯をいじりながら、「おはようございます」を複数回言い合う。6時20分頃には可愛い女期間工の横で一緒にラジオ体操。体操が終わるとTLやGLの話を聞いてから持ち場に向かい、電動カーで作業開始。

8時半になると10分の休憩に入る。自販機で買ったSOYJOYを味わいながらコーヒーで流し込み、作業再開。

お昼休憩(10:40~11:25)

お昼は45分間の休憩時間で食堂に向かい、ご飯を食べる。工場の食堂より寮のご飯の方が美味しいと感じるのは俺だけだろうか。

詰所に戻り携帯をいじりつつザバスプロテインを飲む。先輩や女期間工と軽く話すことも多い。

時々GLから甘いお菓子をもらうのも密かな楽しみだ。

午後の仕事(11:25~15:05)

11時25分、午後の作業が始まる。

13時25分にまた10分の休憩。腹痛に襲われ、トイレに駆け込むこともしばしば。

遅刻して作業開始。

15時05分で仕事は終わり。

残業(15:05~15:35)

詰所に戻ると今日は0.5時間のミーティングという名の残業が待っていた。

ハヤクカエラセロ

と言いたいところだが、残業代も馬鹿にならないので改善案をなんとか提出する。創意工夫とかは賞金貰えるからな。正社員狙うなら頑張りどころだ。

残業が終わったら、バス待つの嫌なので先輩のレクサスに強引に乗り込み寮に帰宅する。

帰宅(16:00)

16時に速攻で大浴場に向かい、貸し切り状態の1番風呂を堪能する。

サウナも入って、ビールをゴッキュゴッキュ飲み干す。

暇を持て余したら、近くのパチンコ屋で期待値稼働。

2000円負けるが年収500万だからダメージなし。帰り道に店舗前の焼き鳥食いながら寮に戻る。

就寝

夜は食堂で焼肉定食を食べて、売店メグリアでポテチ買って部屋でゲームする。

気が付いたら爆睡してて一日を締めくくった。

これがとある俺の1日ルーティンだ。

ちなみに、夜勤の時は昼まで寝て、16時に出勤。基本的に昼も夜も時間がずれるだけで同じ1日の繰り返しだな。

トヨタとスバル比較

スバルの時と比べると1000倍ミーティングある感じだ。てか、スバルでミーティングなんて本当に数えるくらいしかなかった。トヨタは残業扱いになるから座ってるだけなのに残業代で給料増えまくるぞ。

スバルみたいに毎日フル稼働で残業じゃないのがトヨタとの違いだな。あと、休日出勤がまったくないのもやばい。

これで年収500万とかトヨタやばいだろ。

間違いなく期間工の中で1番稼げるのはトヨタ。

労力に対して得られる単価が1番高いって意味での話だが、無難に稼げる。正社員登用の記事も後日書くが、期間工から正社員になったのもかなり多い。上場企業の正社員狙うならスバルと同じく期待値あるぞ。

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